鮮やかなブルーの町・シャウエン
モロッコの北部にある小さな町 シャウエン。
鮮やかなブルーで包まれた町。
まるでおとぎ話にでもでてきそうで日本でもちょくちょくテレビで放送されています★
シャウエンの美しい青い街並み( ´ ▽ ` )ノ
本当にかわいらしい街並みですね。
歩いてるだけで楽しいです。
私たちが訪れた6月はちょうどラマダンの時期だったみたいで
日中は人も少なくお店も閉まってるところが多かったです。
ラマダンとはヒジュラ暦における月の名前らしく、この月にイスラム教徒の義務の一つ、飲んだり食べたりを一切しない『断食』を行うみたいです。
『断食』のことをサウムと呼ぶみたいです。
モロッコに来るまでは断食の時期は1日中何も口にしないんだと思っていたのですが、
そうじゃなく、日の出から日没までの間だけみたいなんです。
へぇ〜!初めて知りました!
日中飲んだり食べたりは一切しないで寝てる人が多いみたいで、このラマダンの時期は昼と夜、逆転する生活になるみたいです。
静まり返った町も日没後の19時半くらいからは急に普段以上に活気のある町に変貌して、日の出前の3時半までは親戚や友人を招いてご馳走を食べたりするみたいです★
しかも普段は夜遅くまで女性が外出することはあまりないモロッコもこの時期は深夜まで女性や子どもがカフェでお茶をしたりするみたいなんです( ´ ▽ ` )
断食とはいえラマダンはモロッコでは「お祝い」。
ただ皆で何も食べない・飲まない。というものではなく、
普段裕福な環境にいる人、貧困な生活を送っている人に関わらず、同じ空腹を体験し同じ苦しみを分かち合いながら、食べ物のありがたさや恵まれた環境への感謝の気持ちを再確認しましょうという重要な意味が込められてるんだって。
文化や宗教の捉え方や違いに驚くこともありますが、こういった気持ちは私たち日本人も常に再確認していきたい事柄ですよね(*^^*)